この前の土日は天狗サミットに参加するべく高尾山へ登ってきました。
妖怪専門の友人から誘われたのですが、とりあえず「天狗サミット」という名前がかっこよかったので行くことにしました。現役の山伏の方のトークがありまして、もし質問コーナーがあったら「頭に付けているのは何ですか」とベタな質問をしようか思ってましたが、向こうから身に付けているものを一通り説明してくれた。
頭の黒いやつは、仏の冠を表すと同時に12のヒダが付いてて人生の因果全体を象徴しているのだとか。それと同時に、山道を歩く時のヘルメットや水を汲むコップの役割も果たしているのだとか。同様に、腰から下げてるものもザイルであったり、ほら貝も仏教的意味があると同時に、曲の違いで SOS や「もうすぐ休憩です」の意味を示すなど、仏教的意味合いと共に実は現実的登山用の装備でもあるというのが興味深かった。山伏のお兄さんは熱い人でした。
他にも、天狗が出てくる「語り部」の語りや落語など文化的なものとか、京極先生のいつもの適当軽妙なトークが聞けたり、どのプログラムもトガってて良かったので、京王はいいイベントをしたと思います。
