ブクログにていろいろしてきましたが、今年いっぱいで終了で、ぶじ仕事納めました〜。次は未定ですが、早くて来年春以降稼働かな(ネタはゆる募です)
やったことは主に
- PHP7.2から8.2へのアップグレード/リファクタ
- CI整備
- テストピラミッドにおける中間層の導入
- 不要なコードがんがん削除
- バッチ整理、エラー時Runbook込み通知など
- ミドルウェアをいくつか退役さす(MongoDB、Memcached、TokyoTylant ←!!
- APIドキュメントおしゃれ化
- 定例業務のエンジニア作業不要化
- 新機能開発・トラブル対応・レビュー・設計の壁打ち・技術調査
- 主にミステリ系の新刊関連ネタの提供、レビュー記事執筆
- その他適宜にぎやかし
過去何度か頓挫していたというphp8へのアップグレード。これがメインタスクだったのですが(上記のいくつかはそれに伴う準備作業)、ざっくりコード読んでから composer why-not php 8
出力を見て確信。覚悟はしてたが、やはりこの旅路ヤバそう🤣と
経営層から、状況を例えていうならどんな感じ?と言われ、この大規模リファクタリングはまるで『オデュッセイア』と話したのを覚えています。(ノーラン監督の次回作らしい!)
けっきょく、7.2/8.2両方で動く状態に一度持っていくという航路を進むことにしました。針の穴を通すようなパズルだったのはcomposerの依存ツリー構築でしたが、最終的には数個hackバージョンを用意してなんとか。テストも足しつつ、両方で動くぞという確信が掴めたらあとはすんなりスムーズ。50個くらいのPRを積み重ね、1年くらいかけついに、ついにイタケー島に帰還できました!! みたかオデュッセウス
先日、20年蓄積された20万行以上の、正直よくわからないところもあるphpアプリ、7.2から8.2稼働にアップデートさせるの術を無事達成しました〜
— トミール (@tomita) October 26, 2023
composer why-not php 8 の出力に絶望したあの頃がもう半年前...
トータルでは消してる方が多い pic.twitter.com/3m1ee5Hm0w
※このあと裏側の残りぜんぶを8にするのにさらに半年かけた
20年モノのアプリケーションなのでソフトウェア考古学力が常時試され、楽しかったです。10年以上の謎や罠をいくつか解決したり。
ブクログは、自分から何かお手伝いしましょうかと応募してみた案件でした。業務委託で2年くらいというオファーだったので、長期プロジェクトに携わる余裕がなかったのは残念ではありますが、なんか突然あらわれて色々直していった謎の人というムーブはできたかなと思います。
来年はちょっと休み入れつつ、地方への移住を計画しています! どうも働きすぎてしまう傾向にあるので、年齢も考えつつ少しライフをスロー気味にしたいな〜 とか思い。しかし面白そうなお仕事は、面白すぎてまーた働きすぎちゃいそうなのが困ったところ