読書沼に至る病

09 May 2022

子供のころから読書好きでよく図書室・図書館を利用していましたが、仕事を始めてからはだいぶ様変わりした。本の種類が技術書やビジネス書中心となり、読み方も年1,2回、連休に宿にカンヅメでパワー読みする形式に。(箱に20冊ほど詰め事前に宿に送りつける)

しかし今年の冬休み、久しぶりにふとしたきっかけでミステリ小説を読んだのですがここにきてななな何と! 実はわたくし、本を(そこそこ)速く読めるんだということが判明!! だいたい2000字/分かな。1冊2時間程度なので、映画や2時間ドラマを観る感覚でサクサク楽しめる。

この認識でいっきに下がったハードルにより読書欲が決壊、頭からミステリ沼に突っ込んでいます。ここ20年くらいほぼ読んでないから、新本格全盛。面白い作品がわんさかあるんですよね〜

そんで調子にのってタイプ別の読書法(自己流☆)を書いてみます。

ビジネス書・実用書

古典の名著で思いつくのは『イシューからはじめよ』、最近読んで良かったのは『insight』かな。話題の本を買うこともありますが、何かの分野を知ろうとするケースで読むことも多く、その場合同ジャンルの本を2,3冊まとめて買うようにしています。

  • 読了目安: 20-30分/冊
  • あとで役立ちそうな部分はメモ代わりに本文をカメラで撮る。滅多に見直さないけどな
  • 文章を「著者の主張の箇条書き」にコンパイルしていく。今の自分に役立つ点1,2個ピックできればいいな〜くらいの気持ちで大胆に飛ばし読み
  • 目はあまり上下に動かさず基本右から左へ同じスピードで動かす
  • 早い段階で、著者の主張に賛同かどうかを判断する。論拠が乏しかったり著者の体験がメイン根拠の場合はエッセイとして割り切って読む

技術書

仕事柄プログラミング関連の本を多数読みますが、言語等に寄らない汎用的な内容で古典の名著といってパッと思いつくのは『エクストリームプログラミング』、最近読んでていろいろな意味でおもしろいのは『Googleのソフトウェアエンジニアリング』です。

  • 読了目安: 30-40分/冊(厚くないやつねw)
  • 基本的に再読を前提としています
  • 最初に読む目的は自分の中に「この情報はこの本のあそこにまとまっていた」というインデックスを作成すること。仕事で必要になったときに引けるように。遅延評価学習のための準備ともいえる
  • よって文章を隅々読むのではなく、見出しやコードに注目しつつ概念の理解に努める

ミステリ小説

定番でオススメはやっぱり『十角館の殺人』、最近の作品で面白かったのは『六人の嘘つきな大学生』。これよく就活×ミステリーと言われますが僕に言わせると「採用×ミステリー」ですね。しかも舞台はITベンチャー企業。なぜか仕事のことを考えさせられてしまう作品。

  • 読了目安: 400ページの単行本とかで2時間くらいかな。内容にもよる。『黒牢城』は3時間半くらい。あれを読み終えた真夜中の、大河ミステリーだった!っていう充足感
  • 読む時は文章を線画みたいなイメージにコンパイルしていく感じです。「男は受付にいた。現役刑事のころは風邪一つせず病院に来ることなどなかったが定年退職後は…」のように描写されるとき、人物や背景の線画にディテールがついていく感じですね
  • 視線は2行くらいをまとめて、上からやや左下へ、ジグザグに進めてます
  • あとがきは後で読む派です
  • カバーは外して読む派です
  • 登場人物や見取り図のページとか、あれどうだったっけ?とかをパラパラ戻ってて確認しながら読みすすめる。紙で読むのはこれが大きい。Kindleでもブックマーク多用すれば行ったり来たりはできるが、サーチがしにくい。電子版のみで復刻されているものはがんばって電子版で読みます(消失!とか)
  • 読みおわったらブクログに登録、自分メモ欄にネタバレあり感想かいて保存
  • …他の人の感想みたりコミュニティ用に、読書メーターにsyncするようなのを書いた

今年ミステリだけで既に100冊は読んでてオススメいっぱいあるからいずれレビューを何かで出したい。一説によると年間100冊くらいから読書家らしい。今年は確実に読書家だ。

いずれのタイプの本も読み終わったら10%くらいは本棚へ、残りは段ボール箱にしまわれます。いっぱいになった箱は買取王子とかそういうところに引き取りにきてもらい、王子らの力でAmazonギフト券に姿を変えられた本は新たな本の贄となるのでした。

手放してしまった本で再読したいものは、素直にまた買います!

衝撃(笑撃)のAmazon記録を見てくれ