去年から月一で忍術教室に通ってます。すれちがった人が急にクナイで襲ってくるシチュエーションでうまくかわすコツとか、高く飛ぶ工夫とか、今夜の忍務から使える本格忍テク講座。ときどき通りかかった小学生たちが道場のぞいて、ニンジャァァ(°∀°)?! って喜んでくれます。
教室開いているのは武蔵一族という、徳川幕府に代々隠密元締として仕えた忍者の一族。ひそかに受け継がれていた組織と忍術、公にしてよい日を越えたので、現在の代表が田端に忍者道場、その名も「時代アカデミー」(カコイイ!) を建て数年前から活動をしている。
ぼくはこの道場を3年前、手裏剣大会の練習場所探しているとき偶然知ったのですが、あれ活動開始まもないことだったわけですね。手裏剣大会の成績いまいちで忍者向いていないとあきらめたものの夢捨てきれず再び道場をたずねました。
武蔵一族が興味深いのは、多くの「忍者」が古武道や観光資源、ショーの活動を広げているのが多い中、かつて江戸幕府の元で隠密ネットワークを抱えていたという経緯を踏まえ、この平成の世に(武術継承だけではなく)忍者コミュニティも作ろうとしている、という点。
この辺は代表の朱雀さまのインタビューがたいへんわかりやすい。朱雀さまは英語やら facebook やら使いこなす、忍たまにそのまま出てきそうな風貌のステキおばさまくノ一。
忍者名決めてねということになり、「ふだんはトミーとかトミールって呼んでもらってますが…」「そんな忍者はいない!」ということで、最終的にとみ丸に決定。忍たま感があって良い。
楽しく忍活してますが集まった皆とうぜん忍者好きであり、クナイはどこの通販で買うのがオススメ~とかで盛り上がったりします。クナイって言えば、先輩くのいちが「これこれ~」って普通に袖口から取り出すのでやっぱ忍者すごいなーと思いました。
今年は再度手裏剣大会にエントリーしてみる予定。一族から何人も出る予定なので、ぜひ上位を独占したい!(ただしまずは的に当たるようになるところから出発だ)
あとそうそう、地味に感銘を受けたのが皆でグループウェアを使いこなしてるんです。毎日やたら飛び交う全国の忍者情報。平成の忍者はサイボウズつかってるんだぜ!