去年の今ごろ、伊賀で『第1回手裏剣投げ大会』が開催されたニュースを見かけてて、今年第2回開催の知らせを見て超速で申し込み!
ダーツみたいな的に手裏剣5枚を投げ点数を競うのですが、忍者の末裔がルール監修しており、『忍者は手裏剣を投げきらず、1枚は何かあったとき用に必ず残しておくものであるニンニン』とかなんとかで、手裏剣は6枚渡されるのだが最後の1枚は投げず、うっかり投げきっちゃうとマイナス点です。というルールの部分にシビれ、良企画だと確信。友だち誘って3人で参加してきました。
なんと予選があるとのことで、練習用に大会公式手裏剣を通販で購入。1枚3000円&身分証明書コピーと引換えというフローから予感はしてたけど届いてびっくりメチャ刃物ガチ凶器(;゚Д゚) 人に向かって投げるとかダメぜったい! 練習中、一度うっかりポロ…って手から落としてしまったことがあり、足の横数センチの床にザクザクッって刺さった手裏剣みて一同 Σ(゚д゚|||)
しかし都内、この手裏剣の危険性を考慮すると練習場所がない! 手裏剣を投げたいだけの見習い忍者に東京がこんなにも不便な街だとは…と嘆いてたら、Twitter 経由で都内に忍者修行用の貸し道場があり、もちろん手裏剣投げにも使えると知る。まさかそのままズバリの場所があるなんて!
練習は忍者系ライター安藤さんも誘ったので、デイリーポータルZのこちらに練習してるぼくがちょい写ってます。しかし、的までの距離6メートルって遠くて、日ごろ手裏剣投げ慣れてない我々には的に当てるのがそもそもムズいと判明。不安を感じつつも大会へ。
みんなすごいわけでもなく、的に当てるのはみんなやっぱり難しいらしい。普通は1発当たればいい方。あとそんなことよりわかったのは、投げる前に何か PR してもいいよってルールなのですが、その時間使ってコネタ披露する人が多いww 一曲歌いま~す♪って歌い出す忍者がいたり(しかもうまくない!)、オリジナル武器でオリジナル忍術を披露する忍者がいたり。
みんな忍者だいすきって思いの元、もうやりたいことを自由~~にやる~って感じで、この想定外すぎる謎芸の連続が楽しすぎましたwww でもどんなにおもしろくても手裏剣の点が入らないと入賞できないというのがある意味すごい。負けじと我らが @chihi69 がムーンウォークしてみたけど、審査員のおじさんたちがマイケルわかったかは疑問だ。
我々はみな本選に残れずorz 優勝賞品『純金の手裏剣』への道は遠い…。でも東京から来たってのがめずらしがられ、近くに座ってたおっちゃん忍者たちがいろいろお店とか行った方がいい所教えてくれました。温かい(´∀`)
おすすめされるまま、『むらい萬香園』の手裏剣ラテアートカフェで一服したり、『わかや』で田楽食ったり、チープさと裏腹にわりとよくできたアトラクション『忍者の館』で熱くなったり、親切な町の人に「次は〇〇行くといいよ」って言われるままホイホイ観光して超たのしかった!
というか忍者姿でウロウロするだけですでにだいぶ楽しい ∠|/゚∀゚|っ 忍者が町歩いてても、コンビニで買い物してても、ホテルでチェックインしてても誰も二度見してこない伊賀最高ですwww
レンタル忍者服に着替えさせてくれる所が幾つかあるので、伊賀観光に来たらまず忍者になろう!