ブラボーッ

2010/05/27 13:28

いまはもうタイトルくらいにしか面影がないのですが、実はこのサイトはシャーロック・ホームズのファンサイトになる予定だったくらいのシャーロッキアンなのです。ようやく映画観てきました。

ぱっと見、ホームズをモチーフにしたアクションムービーだろうとあまり気乗りしてなかったのですがこれ何と驚くほどの原作リスペクトの作品、ニヤリとしてしまうシーンの連続に大興奮。そうか監督イギリス人か。創作である部分を補って足るほどの原作を思わせるシーンの連続、見てて楽しくて仕方ない。The game is afoot など名言登場のたびに キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!

特にワトスンが良い。単なるサポート役として描かれることも多いワトスンを、判断力行動力に優れた良き仲間として描くのは当然のことながら、原作どおり “ホームズよりイケメン” として映像化したのは初めてじゃなかろうか。よく見るとときどき足を引きずっているのが、この監督わかってるなと思わせてヤバい。

ロバートダウニーJrがどの挿絵とも似ていないしシルクハットさえかぶってくれないのですが、キャラクタはまさに原作のホームズ。兄マイクロフトに「シャーロックはホームズ家の活動力をひとりで背負っている」と言わしめるほどのアクション探偵ホームズ像をよく生み出したと思う(「ギリシャ語通訳」参照)。ボクシングのシーンを意外と思う人も多いようだけどホームズのボクシングがプロ級なのは何度も出てくるし興行試合に出た記述もある(「四つの署名」参照)。

本作でその賭けボクシングになぜ出たのかっていうあたりニヤリポイントなのですが、一貫してホームズとワトスンの信頼しあうパートナーであり親友という関係を描くのをテーマにしているのがいい。ワトスンはやれやれと思いつつも持ち前の正義感とホームズへの尊敬の念から協力、ホームズは精神的にも攻撃力の点でも実はワトスンにべったりなんだけどそれを正直には言えないっていう原作の萌えポイントがこれでもかと言うほどよく演出されてます(萌)

他にも、ホームズのお気に入りパイプが黒でちゃんとまっすぐな形状である点とかメアリー・モースタンが意外と思える聡明さを見せるシーンがあって、そうかメアリモースタンはホームズに誉められた数少ない女性キャラだったなと思い出させられたりとか。英語がクイーンズ・イングリッシュなのかどうかはぼくにはわかんなかった。レストレード警部がもうちょっとネズミっぽければ良かったと思うのだがまあいいかあいつザコだし。

ハリウッドムービーにありがちな話なのだけどシリーズ化する気がありそうなエンディングなのがうれしい。次回作ではきっと出てくるであろうベイカー街少年探偵団やマイクロフト・ホームズ(← My お気に入りキャラ)のガイ・リッチー版を見るのが楽しみすぎます。

ぜひ次回作は最後にホームズが相打ちで死ぬ「シャーロック・ホームズ 最後の事件」、そして第3作として「シャーロック・ホームズの帰還」という3部構成を期待したい。死んだと思ったホームズに会ったときのワトスンのリアクション(「空き家の冒険」参照)をジュードロウで見れたらもうきっと萌えまくりでやばいです。


   
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Naoki Tomita
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