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将棋のコマになる

去年「永世竜王」の誕生に立ち会うべく天童に行きましたが、そこで毎年春に『人間将棋』というのをやってるとポスターで知り、調べてみると駒の役は毎年公募しているという話。これは一度やってみなければと応募したら当たったので、この週末やってきました。

行く前、友人とか会社の人に「人間将棋のコマやってきますー」って言ったら、たいていの人がこんなのを思い浮かべたんだけど、ぜんぜんちがいます!

武者の格好をして並び、やぐらに座ったプロ棋士の指示で盤面を動き戦うのです。ぼくは西軍の右側の金将をやらせてもらいました。

   

いろいろめずらしい体験できて楽しかったですが、ゲームで遊ぶことも多いので、駒の気持ちになれたのがおもしろかったです。まず、将棋の初期配置って相手陣地との距離はけっこうあると思っていたけど、実際に入ってみるとそうとう近い。もう一触即発な感じ。そして中にいると全体的な戦局はあんましわかんないです。軍師を信じるしかないという。

ぼくはまず序盤、矢倉囲いのメンバーとして守りに参画。ちなみに、相手も矢倉囲いをしたのですが、矢倉って相当守り強そうに見える! 王のまわりにガシャガシャ武者がいて、もうどこから攻めていいのかって感じ。

その後、果敢にも攻めてきた桂馬に取られそうになって(人間将棋ではサービスで棋士が全駒を動かそうとしてくれるので、香車や桂馬もガンガン動きます)逃げたりしつつも結局取られ寝返り(笑)、元上司の王手をしたりして駒武者人生を終えました。

自分が相手駒の攻撃範囲に入るとやっぱり緊張が走ります。そんなある時、ななめにスっとラインが空いてて、そのずいぶん離れたところに見方の角がいる(防御ラインに入ってる)のを見つけたときの何と言う安堵感。とか、そんな駒の気分が味わえるなんてなかなかないんでめちゃ楽しかった。

2010年追記: またまた行ってきました、今回は東軍の金でした。

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